絵本はいつ頃から読み聞かせたらいいんだろう?
生まれたばかりの赤ちゃんに絵本を読ませて、意味があるんだろうか?
あなたのこんな疑問を解消します。
生まれたばかりの赤ちゃんは、基本は寝てるかミルクを飲むか、泣いてるかですよね。
そんな赤ちゃんでも、絵本を読ませて効果はあるのでしょうか。
本記事では、実際に私の息子に生後2週間から絵本を読み聞かせてみて、どのような効果があったか検証しました。
使った絵本
生まれたばかりの赤ちゃんは色の認識がはっきりせず、白黒でしか見えないのですが、
生後1週間くらいから少しずつ色が認識できるようになり、赤や黄色といった色も区別できるようになります。
そこで、色使いがはっきりしているこの2つの絵本を読み聞かせてみました。
じゃあじゃあ びりびり
「いぬ わんわんわん」
「みず じゃあじゃあじゃあ」
のように、物と擬音語を結びつけることができる絵本です。
上の写真のように、見開きページがとてもシンプルでわかりやすいので、
生まれたばかりの新生児にとってもわかりやすいんじゃないか?
このように思い、選びました。
あおくんときいろちゃん
ちぎり絵を使って、青と黄色の「まる」についてのストーリーを表現した絵本です。
『じゃあじゃあ びりびり』よりはかなり分厚い絵本ですが、色がシンプルで読みやすいのではないか
と思い、この本も読ませてみることにしました。
絵本を見せる時の工夫
まだ生後2週間ほどしか経っていないので、絵本を見るのも生まれて初めてでした。
「絵本を理解してもらう」
というよりは、
「絵本に興味を持ってもらう」
ということを意識して、以下の2パターンを試してみました。
絵本を顔の前に立てて読み聞かせる
生まれたばかりの赤ちゃんは視力が悪く、焦点が合うのも15cm~25cm程度に限られます。
そのため、眼の前で見せないと絵本を認識してもらうことができません。
下の写真のように、絵本を赤ちゃんの前に立てて読み聞かせを行いました。
赤ちゃんの視界を一面絵本にする
読み聞かせなくとも絵本の絵を見てもらうために、絵本を立てたまま様子を見てみました。
その際、絵本を2つ並べて、赤ちゃんがどこを向いても絵本をみられるように配置しました。
- 絵本があることを認識してもらう
- 何か面白そうなものが書いてあることを認識してもらう
ということを理解してもらうために、絵本を眺める時間を増やしてみました。
絵本に対する反応
結論から言うと、生後2週間でも絵本は効果抜群でした!
通常ミルクを飲んだ後はすぐに寝てしまうことが多いのですが、
絵本を読ませている間、約1時間ずっと起きていました。
起きている間は殆ど絵本の方向を向き、たまに絵本自体を触ろうともしていたので、
間違いなく興味を示していたと思います。
1時間絵本を読んだ後は6時間近く、ずっと寝ていました。
間に挟んだミルクも、ほぼ寝ぼけながら飲んでいました(笑)
今まで寝るかミルクを飲むかのどちらかだったのに、初めて脳を動かしたので
とても疲れたんじゃないかと思います。
絵本を使った寝かしつけは、生後間もなくの新生児にも有効なようです。
生後4ヶ月現在、絵本に対する反応はどうなった?
生後2週間の頃から毎日絵本の読み聞かせを継続してみました。
その結果、生後4ヶ月で既に絵本が大好きな子になりました。
- 泣いている状況でも、絵本を見せると泣くのをやめて真剣な眼差しで見る
- 絵本を読むのを止めると泣き出す
- 長い絵本を読むと寝る
このような反応が見られるようになりました。
それ以外にも、生後2週間の頃から呼んでいる『じゃあじゃあ びりびり』を暗唱してあげると、
ご機嫌になってくれるようになりました。
これは絵本の音を覚えていて、安心する材料になっているのだと思います。
新生児の時期から読み聞かせを継続している効果を非常に感じております。
まとめ
以上の結果から、個人差はあるかもしれませんが、新生児の段階から絵本の読み聞かせは有効であると判断しました。
絵本を使って勉強する以外にも、絵本によって寝かしつけられる、という効果も確認できました。
ミルクを飲む、寝る、泣く、という生活リズムの中に
「絵本を読む」ということも加えれば一歩成長につながるはずです。
あなたのお子様にも今すぐにでも絵本を読みきかせを始めると、良いかもしれませんよ!
コメント